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テジュンの考え: 10「すれ違う心」

お前が今夜は夜勤なのを知っていたよ。俺は色々な問題を片付けようとお前の好きなスンデをもって行った。

「・・・ダイヤモンドヴィラにいます“ そんなところで何をしているんだ?
ヴィラの外ではお前を見かけかったのでドアを開けた。
お前はシン・ドンヒョクとそこにいた。
俺は二人がそこで何をしていたのかは分からなかった。しかし、お前は俯き、顔を赤らめていた。彼はお前のすぐ側にいて、なぜお前がこんな時間に彼とそこにいたか辻褄の合わない言い訳をした。
俺は彼がここにいた目的を聞きたかった、なぜお前と二人きりなのかを。だが、俺は総支配人で、彼はホテルの客だ、俺は態度や言葉に気をつけなければならない。ヴィラを出るよう丁寧に頼んだ。

お前は扉をそっと閉めた、そして、俺はもう我慢できなかった。
「何をしているか分かっているのか?」
「始末書でも書いて欲しい?」
「俺は心配しているだけだ。」.
俺はお前を心配した、そしてお前の評判を。
「私は何かいけないことをした?」
いけないことをしたかだと? 多くのゴシップが300本のバラのことでホテル中に飛び交っているんだぞ。お前は知り合ったばかりの男と花を贈られたというだけで、こんなに遅い時間にうろついている。
ぜんぜん噂が気にならないのか? あいつのこと、本気なのか?
「・・・お客様のお礼の気持ちなのにどうしろと?」
「そんな問題じゃない!」
「じゃあ、何が問題なのよ?」
お前は俺に訊ねた。俺は黙った。
本当の問題は何か? 問題は
「あいつはお前の新しい彼氏か?」
俺は知りたかった。お前は答えなかった。
俺はもう一度聞いた、「お前の恋人か?」
「特別な関係じゃないわ。」
お前は言い訳じみた否定をしている。
「ただ彼は優しいの、とても気を使ってくれるのよ。...」
優しくされれば誰でもいいのか。俺は、お前がそんなに軽い女だなんてしらなかったよ。俺の知っているジニョンは考えなしのところはあるけれど軽くなんかなかった。言いたいことがことが分かるか
「...なんですって・・・私が軽い女だとでもいうの。」
「そうだとも、お前はひどく軽いよ。」
俺は、言ってすぐ“しまった”と思った。軽いと言う言葉が頭には浮んだが、お前に言ってはいけなかった。
お前は今、怒っている、
「友達に言うことじゃないわ。」
「友達?」
お前はまたそれか。
「ああ、俺たちは友達だと言ったさ。LAで!」
友達、友達、友達。いいとも!

お前は本当にイライラさせるやつだな? 俺はオフィスまで1人で歩きたかった、だがお前はついて来た、その上、俺をもっと怒らせた。
「・・・友達ならば、分かってくれるべきよ・・・.」
「黙れ!」
お前に怒鳴り、一瞬お前を唖然とさせた。
すぐにお前は立ち直り、怒鳴り返した
「何でここにいるのよ? 仕事が終わったならさっさと帰って寝なさいよ!」
「スンデ! お前はもう好きじゃないのか?」
俺たちは、よく屋台に行ったよな、覚えてるか? いつもお前は注文していただろう、何年も経って好みが変わったのか?それでお前の気持ちも変わったのか?

オフィスへ戻ると、少し落ち着いた。窓の外を眺めながら、何か訳があるのだと思った。
俺は受話器を手にして、お前に電話を掛けた。と、同時に俺の携帯電話が鳴った。俺は、両方からお前の声を聞いた。俺たちは同時に電話をしていた。それで片方を切らなければならなかった。
どうなってるんだ。俺たちは同時に話すか、同時に口を噤む?なんて間が悪いんだ?

「なあに?」
「なにって、何んだ?」
「謝りたかったんでしょ?」
俺は何も間違ったことは言ってない。なぜ謝らなければならないんだ???
「...怒鳴って、ひどいことを言ったわ、...謝るべきよ..」
お前がふっかけたんだ、お前が軽いって言葉を使ったんだぞ、なぜそれを俺のせいにしたんだ?」
「なぜ電話してきたのよ、怒らせるためなの? 私はへとへとに疲れてるのよ.」
俺には、お前が電話なんかしてないと言ってるように聞こえた。
「...私は、あなたが電話を掛けてくると思ったからかけたのよ...」
お前は多分俺に謝るつもりで、また、俺達が友達だと思い出させようとちょっと折れて出たように聞こえた。
友達。俺はお前の友達になんかなりたくなかった。俺は絶対に認めなかった。お前が俺たちは友達だと言った。俺はそんなのは絶対に嫌だ。
もし俺達が友達なら、シン・ドンヒョクは何なんだ? あんなに遅い時間にダイヤモンドヴィラで客のまわりをうろついて、これを「軽い」と呼ばなければ、お前は何なのか分からないね。
「こんな場合、“立派”に“軽い”よ。」
俺は電話を一方的に切った。
また電話が鳴った、
「もう話すことなんかない。」
俺は、電話をたたき切った。

俺は、部屋から部屋へ行ったり来たり歩き回った。掛け布団にもぐり込み寝ようとした、・・・起き上がって、・・・一緒に写っているたった一枚の写真を見た。俺はお前を見ていた。また、お前も俺をそれとなく見ていた。俺の気持ちはほぐれてきた。
「おかけになった電話は電源が入っておりません、後でおかけ直し下さい」・・・
「おかけになった電話は電源が入っておりません、後でおかけ直し下さい」・・・

俺は灯りを消した。俺たちの話し合いはいつも行き違いだ、お前は分かっているか? 
お前に優しくしようと歩み寄るたびに、最後にはいつも俺をひどく怒らせる。なぜこんな風にならなければならないんだ?

  From Tai Jun’s thoughts: “Why can't we talk?” by TT
Translator: mjyrm
Coordinator: milomomo

 

ジニョンの考え: 10 あなた・・・私・・・彼・・・

「ソ支配人、応答願います…」スターライトで私を探していた。

私は、ソウルホテルのホテリアーとして次の仕事のためにスターライトへ急いだ。
そこでドンヒョクさんに会った。
彼は私に微笑んだわ。彼は少しふらついていた。彼はそんなにたくさん飲んだのかしら。

私はサファイアに彼を送っていった。寛いだひと時。
あなたの声が私のトランシーバーから聞こえてきた時、私たちはEメールの話の途中だったわ。
彼が私にとって何なのかまだよく分からなかった。

彼は私の生活でのただのお客様なの? それとも新しい男性かしら? 

私の生活の中に突然彼が登場したことでパニックになっている自分に気づいた。

彼の目を見るといつも、慄いてしまう。 まともじゃないわ。

私は彼にダイヤモンドヴィラの案内をした。チラッと目を向けられると、また自分が頼りなく感じた。
私は、彼をファーストネームで呼び、ダンスの誘いに応えるしかなかったわ。今までにこんなに素直なことがあったかしら?
私はダイヤモンドヴィラというロマンチックな背景で、彼の腕の中で、彼の声に、彼の言葉に、ほとんどとろけていた。
彼は腕の中に私をしっかりと抱きしめた。私は目を閉じ、彼を抱きしめ、彼の魔法に浸り、感じ、・・・そんな瞬間、あなたの声は私のトランシーバーから聞こえた。 
魔法はとけてしまったわ。 

彼の腕から離れ、まだ震えていた。 彼は、私へのEメールの続きを伝えた。私の顔がほてった。心に響いたわ。私・・・私は・・・
あなたが入ってきた。私を、そして彼をみつけた。彼は出て行ったわ。
あなたが出た。私はあなたの後から出てドアに鍵をかけた。

私の心臓はまだドキドキしていた。
そして、あなたは私に怒鳴りだした。 何が問題なの? なぜ私を責めるのよ? 彼が私の恋人かどうか訊いたわ。
「300本のバラ」は忘れがたいわ。彼は私に親切だから、私もそうしたのよ。いけない? 非難する前に問題をはっきりさせてよ。私が言い返そうとすると・・・ハン・テジュン・・私はあなたの目にはそんな軽い女に見えるの?」

私はその言いように腹を立てたわ。私たちは・・・私たちは友達に過ぎないわ、覚えてるの?

あなたは向きを変え怒って立ち去った。私はあなたの後を追ったわ。問題をそのままに出来ないわ。

私に再び叫んだ。ついてくるなですって? 分かったわよ!あなたが言ったのよ、私ではなく!
あなたはあなたの道を行けばいいでしょう、私は私の道を行くわ!

長く疲れた一日がようやく終わろうとしていた。なぜあなたは私以外の皆には親切なの? なぜもっと柔らかい言い方が出来ないの? もっと思いやりがもてないの? 
私に夜食の包みを押し付けた。3年以上も前のお気に入りの夜食だった。
私はちょっとの間、ぼうっとして、立ち止まっていた、それから本館に戻ったわ。

家に帰り、暖かいお風呂に入ると気分は落ち着いたわ。

私はあなたに電話をしたと同時に、私の携帯も鳴った。

あなたは両方の電話に出ていたわ。私は1つを下に置き、私たちは取り間違えたことが分かった。やっと通じる電話をとったとき、今度は会話が途切れた。

私たちは待った。互いが何かを言うのを待っていたわ。私達は電話をしたのに話し始めようとしなかった。(何してるのよ)あなたは電話で私を苛立たせた。あなたは電話をガチャンと切った。
私は怒ってまた電話をしたわ。あなたはまた電話を切った。また私に“軽い”と言った! 私を前より怒らせたわ! 私は怒って、携帯電話のバッテリーを抜いた。

私は寝室から飛び出したわ。また電話が鳴った。私は電話をつかみ、怒鳴った。

電話から別の声が聞こえて飛び上がったわ。それは彼だった! 

私のような人間が好きだと言った人。怒りは消えた。気持ちが穏やかになったわ。
彼は私の様子を心配している。
彼は知っていたわ。彼は、あなたが「ミスターチョコレート」であることを知っていた。どうして分かったのかしら。
その後の、彼の言葉から、私は彼のビリヤード場での誠実な告白が本心だと分かったわ。
私はちょっと冗談っぽくその事をかわしたわ。彼の声を聞き、彼に話しかけることで私の疲れがとれていった。
「おやすみなさい! ゆっくりお休み下さい、ドンヒョクさん」
彼は私の後から電話を切った。

私は、彼の腕に抱かれたことを思い浮べてベッドに横たわっている。私は震えて、そして大切な人に感じた。私は明かりを消すと、眠りの国へ押し流された。
彼は「ミスターチョコレート」のことを言ったけど、あの頃の事はもうこれ以上私を煩わせないわ。

From Zhen Yin’s thought: “You...me... hime” by Haze
Translator: mjyrm
Coordinator: milomomo